ロードス島年代記 第2章 エクソダス

ロードス島年代記 第2章 エクソダス

1499年の東地中海

聖ヨハネ騎士団でプレイした結果を年代記風にまとめた長編リプレイです。
EU4をご存知の方を想定して、なるべく脚色せずにプレイの過程がわかるように書いています。

これまでのあらすじ

聖ヨハネ騎士団はヴェネツィアと軍事同盟を結び、二度にわたるロードス島攻防戦を戦い抜いた。その間、コロンブスの活躍により新大陸に到達したものの、ロードス島の地理的条件が災いして、いまだに植民地を作ることができずにいた。

タイムリミット

歴史上は1522年にオスマンの大軍によってロードス島を追われた騎士団。
果たしてそれまでにヨーロッパから脱出することはできるのだろうか?
1501年 騎士団の外交技術がレベル9になる。
待望の植民範囲拡大だったが、レベル9ではまだ植民可能な土地に到達できなかった。
次の拡大はレベル11・・・ごめん、それ無理。
1502年 オスマンがクリミアを外交併合する。
外交併合
属国を武力によらず外交的に併合するルール。
一定の条件を満たした上で、外交力と時間を消費することにより外交併合が成立する。
オスマンの領土が黒海全域に拡大した。お願いだからこっちに来ないで。

1502年の東地中海

1509年 コロンブスが南アメリカの探検航海中に死去する。
歴史より3年長生きしたコロンブス。こちらの世界での晩年は幸せだったのだろうか。

歴史上のコロンブスは晩年すべての地位を剥奪され、失意のうちに病死した。

1511年 騎士団の外交技術がレベル10になる。
外交技術がレベル11になれば植民範囲が飛躍的に伸びる。
しかし、それは歴史より20年先行する未来技術・・・
オスマンがマムルークに宣戦布告する。以後、両国はたびたび戦争を繰り返す。
騎士団を苦しめた強敵同士が潰し合いをはじめてくれた。
奴らが戦争に没頭している間にヨーロッパ脱出の準備を進めよう。
1522年 騎士団に技師マルティネンゴが登場する。

ガブリエル・タディーノ・ディ・マルティネンゴ
当時のヨーロッパで随一の築城技師。
母国ヴェネツィアを脱出して騎士団に加わり、ロードス島攻防戦において城塞整備に尽力した。

技師マルティネンゴの効果は要塞の防衛能力を大幅に向上させるものだった。
歴史どおりならこの年にロードス島が陥落するはずだった。
破局は回避したが、ヨーロッパを脱出しない限り危機的状況であることには変わりない。

パイレーツ・オブ・カリビアン

1524年 騎士団の外交技術がレベル11になる。
待ちに待った植民範囲拡大!
まずはカリブ海に植民地を築き、カリブの海賊を目指そう。
レベル10から13年でレベル11に到達できたのは、海賊稼業で稼いだ金で高額の顧問を雇い、外交力を集中的に増やした成果だった。
騎士団がカリブ海の小アンティル諸島に植民を開始する。
コロンブス探検隊が小アンティル諸島の先住民と衝突した際、住民と仲良くなっていた。
<基本戦略を変更>

海賊の拠点としてロードス島を維持しつつ、積極的にヨーロッパの外に進出する。
 陸軍を新大陸に移動して未知領域の探検を進める。可能ならば異教徒を征服する。
 喜望峰とマゼラン海峡を経由してアジアに進出し、史上初の世界一周航海を目指す。

1526年 騎士団の探検隊が喜望峰に到達する。
まずはアフリカの最南端に到達。
ここを超えてインド洋を探検するには、まだ植民範囲が足りない。
1531年 騎士団艦隊がカリブ海の植民地を拠点にイングランドの植民地を襲撃する。
イングランドはカトリックから聖公会(イングランド国教会)に改宗した異端だった。
気分はカリブの海賊。植民地が相手だけに稼ぎはわずかだった。

1531年のカリブ海

1532年 騎士団の探検隊がマゼラン海峡に到達する。
続いて南アメリカの最南端に到達。
ここを超えて太平洋を探検するには、やはり植民範囲が足りない。
1534年 オスマンがモスクワに宣戦布告する。以後、両国はたびたび戦争を繰り返す。

モスクワ大公国
ロシア帝国の前身。ビザンツ帝国の滅亡後、ローマ帝国の継承者を称した。
 モスクワ大公国

ついにはじまった巨人同士の対決。血を流しあっている間に新大陸への植民を進めよう。
1542年 騎士団がポルトガルと軍事同盟を結ぶ。
カリブ海に進出してきたポルトガルと同盟を結ぶことに成功!
イングランドに対抗する上で頼りになると信じたい。
1543年 ヴェネツィアが教皇に破門され、騎士団との軍事同盟が解消される。
破門の影響でヴェネツィアとの外交関係が急激に悪化。再び同盟を試みたが無理だった。
必死に守ってきた同盟が突然の崩壊。前年にポルトガルと同盟を結んでおいてよかった。
トルデシリャス条約により植民地国家「カリブ騎士団」が誕生する。

トルデシリャス条約
スペインとポルトガルの間で結ばれた条約。
教皇の承認によってヨーロッパ以外の新領土の分割方式を取り決めた。
 トルデシリャス条約

トルデシリャス条約
ある地域で最初に植民地を5つ作った国が教皇からその地域の独占権を与えられるルール。
植民地は植民地国家(本国とは別の従属国)に変わる。カトリック国のみに適用される。
DLC「El Dorado」が必要。
トルデシリャス条約は狙って発動させたものだが、目の上のたんこぶであるイングランドは非カトリック国なので、今後も近所に植民地を作るのをやめてくれそうにない。

1543年のカリブ海

紳士同盟

1549年 イングランドがポルトガルに宣戦布告。騎士団も同盟国として参戦する。
攻撃側:イングランド、イングランド領コロンビア
防御側:ポルトガル、聖ヨハネ騎士団、カリブ騎士団、他
イングランドはポルトガル以上の大国。慎重に行動しないと植民地を奪われかねない。
一方、ヴェネツィアとの同盟が消えた今、ポルトガルとの同盟を捨てるわけにもいかない。
1550年(戦争2年目)
<小アンティル諸島沖海戦>

騎士団艦隊とイングランド領コロンビア艦隊が衝突。騎士団艦隊の優勢。
 
イングランド本国艦隊が来援して形勢が逆転する。
 
騎士団艦隊の敗北。以後、カリブ海の制海権はイングランドに握られる。

イングランド艦隊により小アンティル諸島が海上封鎖される。
フランスがポルトガル側で参戦する。
イングランドとは犬猿の仲のフランスが突然戦争に介入してきた。
このタイミングで大国が味方してくれるのはありがたい。
イングランド艦隊が小アンティル諸島から引き上げる。
騎士団がイングランド領コロンビアの首都を占領する。
イングランド艦隊の撤退はフランス本国へ転進するためか?
さっそくフランスが参戦してくれた効果があらわれた。
1551年(戦争3年目)
騎士団とイングランド領コロンビア軍が決戦。騎士団の大勝利に終わる。
1552年(戦争4年目)
<ガイアナ海岸沖海戦>

騎士団艦隊とイングランド艦隊が衝突。騎士団艦隊が劣勢。
 
カリブ騎士団艦隊が来援。形勢は互角になる。
 
イングランド艦隊は大きな損害を出して敗走。騎士団連合艦隊の勝利。
 
わずかに遅れてイングランド主力艦隊が到着するが戦闘には間に合わず。

イングランド軍がカリブ騎士団領のマルティニーク要塞を占領する。
騎士団がフランスと軍事同盟を結ぶ。
ついに大国との同盟に成功。これは非常に心強い!
フランスはイングランド、カスティーリャ、オーストリアと敵対しており、無関係の戦争に巻き込まれる危険性もあるが、植民地争奪戦では心強い味方になってくれそう。

カスティーリャ王国
イベリア半島中央部の王国。隣国のアラゴン王国とともにスペイン王国を形成した。
 カスティーリャ王国

1555年(戦争7年目)
マルティニーク要塞でフランス軍とカリブ騎士団がイングランド軍と決戦する。
勝負は互角だったが、要塞に対して上陸戦を挑んだフランス軍が若干不利になり、敗北。
決戦の直後、フランス、ポルトガルが相次いで講和し、イングランドとの戦争が終結する。
この敗戦でポルトガルは西アフリカに所有していた植民地の半分を失った。
長い戦争がようやく終わった。戦争のせいで遅れをとった探検・植民を再開しなければ。

1555年のカリブ海

約束の地

1561年 アラゴンの領土であったマルタ島で反乱が成功し、独立国となる。

アラゴン王国
イベリア半島北東部の王国。カスティーリャ王国とともにスペイン王国を形成した。
 アラゴン王国

歴史上、ロードス島の次に騎士団の本拠地となったマルタ島を獲得するチャンス!
この際、開戦事由なしで戦争を仕掛けよう。
開戦事由
戦争を始めるには開戦事由(大義名分)が必要となる。
開戦事由なしで宣戦布告することもできるが、国内の安定度が大幅に低下する。
1562年 ナポリが先に宣戦布告し、あっけなくマルタ島を併合する。

ナポリ王国
ナポリを中心に南イタリアを支配した国家。
 ナポリ王国

南アメリカを探検していた軍隊を全力でヨーロッパに急行させたが間に合わなかった・・・
全軍をヨーロッパから南アメリカに避難させていたのが裏目に出たか。
1563年 アラゴンの領土であったサルディーニャ島で反乱が成功し、独立国となる。
マルタ島はダメだったが今度こそは!
うだつの上がらない騎士団にやっと巡ってきた幸運か、それとも破滅のワナか?
騎士団が独立国サルディーニャに宣戦布告する。
1564年(戦争2年目)
8ヶ月にわたる攻防戦の末、サルディーニャの首都が陥落。
騎士団の完全勝利で戦争終結。騎士団がサルディーニャ島を併合する。
ついに・・・ついにヨーロッパに第二の拠点を獲得した。
しかも、この島を拠点にすれば西地中海でも海賊ができる!
騎士団艦隊が西地中海の海岸を襲撃する。以後、襲撃の範囲を地中海全域に拡大する。
残念ながら、西地中海では東地中海ほどの稼ぎは得られなかった。
この海域にはバルバリア海賊(イスラム系の海賊)という商売がたきがいるようだ。

1564年の西地中海

次回予告

念願の新大陸に進出を果たし、ヨーロッパでも勢力を拡大した聖ヨハネ騎士団。絶好調の騎士団がいだく次なる野望とは?