ロードス島年代記 第4章 デウス・ウルト

ロードス島年代記 第4章 デウス・ウルト

1621年の南アメリカ

聖ヨハネ騎士団でプレイした結果を年代記風にまとめた長編リプレイです。
EU4をご存知の方を想定して、なるべく脚色せずにプレイの過程がわかるように書いています。

これまでのあらすじ

伝説の黄金郷を征服し、聖ヨハネ騎士団はついに列強の座を手に入れた。ポルトガルは去り、残る同盟国はフランスのみである。一方、周辺諸国と次々戦争を繰り広げるオスマンは、とうとう聖地エルサレムをその支配下に置いた。

キングダム・オブ・ヘブン

1633年 騎士団艦隊が襲撃の範囲をアフリカ東部に拡大する。
アフリカ東部の島に植民地を作ったまま放置していたが、ここは海賊の穴場だった。
1634年 騎士団がジェノヴァに宣戦布告。
攻撃側:聖ヨハネ騎士団とその植民地
防御側:ジェノヴァ、ナポリ、他
かつてともにイスラム勢力と戦ったジェノヴァはコルシカ島だけの小国に落ちぶれていた。
2年後、戦争終結。騎士団はジェノヴァを併合し、その同盟国だったナポリを属国にした。
ナポリと言えば、騎士団が狙っていたマルタ島を横取りした国である。
小国となったナポリはとうの昔にマルタ島を失っていたが、マルタ島はいつか取り返す!

1636年の西地中海

<基本戦略を変更>

列強としての地位を確固たるものにするため、積極的に異教徒の征服を進める。
 当面の征服対象は他のヨーロッパ勢力が進出していない東南アジア。
 隙があればヨーロッパの大国からも領土を奪い取る。目標は世界一。

1638年 騎士団艦隊が襲撃の範囲をインドネシアに拡大する。
インドネシアには香料交易で栄えている大国がある。海賊だけでなく征服して独占したい。
1641年 騎士団がインドネシアの大国マジャパヒトに宣戦布告。
攻撃側:聖ヨハネ騎士団とその植民地
防御側:マジャパヒト、マラッカ

マジャパヒト王国
ジャワ島中東部を中心に栄えたヒンドゥー教王国。
 マジャパヒト王国

マラッカ王国
マレー半島南岸の港市国家。香料交易の中継港として栄えた。イスラム教国。
 マラッカ王国

インドネシアの異教徒に対する十字軍(聖戦)のはじまりだ。デウス・ウルト!
地の利は敵にあるが、技術力では騎士団の方がまさっている。

デウス・ウルト
十字軍の鬨(とき)の声。ラテン語で「神がそれを望まれる」の意味。
 デウス・ウルト

1642年(戦争2年目)
6ヶ月にわたる攻防戦の末、マジャパヒトの首都が陥落する。
<ジャワ海海戦>

騎士団艦隊とマジャパヒト艦隊が交戦。
 
騎士団艦隊の圧勝。以後、数度の海戦をへてマジャパヒト艦隊は全滅する。

騎士団3万3千とマジャパヒト軍3万1千が正面決戦し、騎士団が勝利する。
戦争は騎士団の優勢で進んでいるが、慣れない熱帯雨林での戦いで兵士の消耗が激しい。
敵軍はこちらを誘い込むように、どんどんジャングルの奥地へと後退していく・・・
1643年(戦争3年目)
転戦で消耗した騎士団2万とマジャパヒト軍1万5千の最終決戦。騎士団の完勝に終わる。
マジャパヒトが全面降伏して戦争が終結する。
騎士団はマジャパヒトから交易中心地をはじめとする豊かな土地を奪い取った。
マラッカも属国にしたいが、ジャングルの戦闘で消耗しすぎたため断念せざるを得ない。

1643年のインドネシア

オスマンがマムルーク=ティムール同盟との戦争に敗北する。
これまで無敗を誇っていたオスマンがついに敗北。このしらせは周辺諸国に希望を与えた。
<1643年の列強>

1位 オスマン
2位 明(中国)
3位 フランス
4位 ティムール
5位 イギリス
6位 聖ヨハネ騎士団
7位 ロシア
8位 ボヘミア

騎士団の領域はどこまで広がることが許されているのでしょうか?
罪深い歴史のその果てに、揺るぎないひとつの島を与えておいてください。

マルタの鷹

1646年 騎士団が南アメリカのチムーに宣戦布告(第二次チムー征服戦争)
翌年、戦争終結。ペルー騎士団とフランス植民地がチムーを併合。
アンデス文明の終焉は実にあっけなかった。
今回の戦争ではフランスに占領地を譲渡して好感度を得たが、どこで活用したものか。
好感度
国家間の貸し借りを表現するルール。
好感度を消費することで他国を自国の戦争に協力させることができる。
DLC「The Cossacks」が必要。

1647年の南アメリカ

インドネシアでマジャパヒト独立派4万が蜂起。旧首都が反乱軍に占拠される。
あまりに反乱の規模が大きすぎて弾圧が間に合わなかった。
先の消耗戦で人的資源が底をついているため、傭兵を雇って鎮圧に急行させる。
傭兵
正規軍より雇用と補充に金がかかるが、国家の人的資源(予備兵力)を消費しない兵士。
7年後、ようやく反乱を鎮圧。以後、騎士団は兵士の半数以上に傭兵を投入する。
交易と海賊の二本柱に支えられた財政は豊かで、傭兵を維持するのに十分な収入があった。
1648年 騎士団艦隊が襲撃の範囲を東南アジア全域に拡大する。
東南アジアは地中海並みに稼ぎが多くて驚いた。征服欲をもてあます。
1655年 騎士団がアラゴンに宣戦布告。
攻撃側:聖ヨハネ騎士団とその植民地、フランスとその植民地
防御側:アラゴン、トスカーナ、他

トスカーナ大公国
北イタリアに存在したフィレンツェ共和国の後継国家。
 トスカーナ大公国

四六時中、諜報活動を仕掛けてくるアラゴン=トスカーナ同盟をこらしめるための戦争。
チムー征服で得たフランスの好感度を利用し、属国ナポリの旧首都奪還を開戦事由とした。

1655年の西地中海

<リオン湾沖海戦>

騎士団艦隊とアラゴン艦隊が交戦。序盤の戦況は互角。
 
アラゴン艦隊の増援が到着し、完全に不利になる。
 
騎士団艦隊の大敗北。以後、西地中海の制海権はアラゴン連合軍に握られる。

地中海の海戦で勝敗を決定づけたのはガレー船の数だった。
騎士団艦隊は致命的な損害を受け、再建には多くの金と時間が必要になる。
バレンシアでフランス軍4万3千とアラゴン軍5万5千が決戦。フランス軍が快勝する。
1656年(戦争2年目)
ナポリの旧首都への途上、ジェノヴァでフランス軍2万9千とアラゴン軍3万6千が決戦。
フランス軍の優勢だったが、トスカーナ軍2万が合流して逆転。フランス軍は敗走する。
1657年(戦争3年目)
敗走するフランス軍の退路を確保するため騎士団が盾になる。
アヴィニョンで騎士団4万9千とアラゴン軍3万1千が決戦。騎士団が勝利を収める。
イギリスがスコットランドに宣戦布告。フランスが参戦して第二次英仏植民地戦争に発展。
こんな時にイギリスとフランスが戦争をはじめるとはタイミングが悪すぎる。
ここはさっさとアラゴンとの戦争を終わらせよう。
騎士団がアラゴンと講和条約を結んで戦争が終結。講和条件は騎士団へのマルタ島の割譲。
双方合わせて18万人以上の兵士、100隻近い艦艇が犠牲になったが、得たのは小島ひとつ。
しかし、マルタ島は血であがなう価値のある歴史的な騎士団の根拠地!
この5年後、第二次英仏植民地戦争が終結。
スコットランドは完全にブリテン島(イギリス本島)から追い出された。

1662年の西地中海

狼の死刑宣告

1658年 騎士団が黄金時代に入る。
黄金時代
あらかじめ設定された条件を満たした国家は黄金時代に入ることができる。
黄金時代は50年続き、その間は国全体に大きなボーナスが与えられる。
DLC「Mandate of Heaven」が必要。
よもや騎士団が黄金時代を迎える日が来ようとは・・・感無量。
1660年 騎士団がマジャパヒトに宣戦布告(第二次マジャパヒト征服戦争)
異教徒に対する十字軍は続く。反乱などに負けていられない。デウス・ウルト!
翌年、戦争終結。マジャパヒトは領土の大部分を割譲。マラッカが騎士団の属国になる。
香料交易の要であるマラッカの属国化に成功!
マジャパヒトの領土は残りわずか。次の征服戦争で滅亡させられる。

1662年のインドネシア

1666年 騎士団艦隊が襲撃の範囲を中国近海に拡大する。
さすがは中国。海沿いに大都市が建ち並び、稼ぎは世界中で一番大きかった。
1667年 騎士団がオスマンから他国と戦争しないように警告を受ける。
ついにオスマンに目をつけられた。他国に宣戦布告すれば確実にオスマンが攻めてくる。
せっかくの黄金時代だが、警告が有効な20年間はむやみに戦争しないようにしよう。
1673年 オーストリアがハンガリーを外交併合する。
事実上のオーストリア=ハンガリー帝国が誕生した。
オーストリアはフランス、オスマン双方と敵対しているが、騎士団にとっては敵か味方か?
1674年 オスマンがロシアの首都モスクワを征服する。
これに先立ち、1665年にはオスマンがマムルークの首都カイロを征服していた。

1674年の東地中海

1687年 騎士団がマジャパヒトに宣戦布告(第三次マジャパヒト征服戦争)
オスマンの警告が終了するタイミングを狙って異教徒に対する十字軍を再開。
翌年、戦争終結。騎士団がマジャパヒトを併合した。
ついにマジャパヒトは滅亡し、ジャワ島の征服が完了した。デウス・ウルト!
騎士団がインドネシアの小国ルウに宣戦布告。
攻撃側:聖ヨハネ騎士団とその植民地
防御側:ルウ、ブルネイ

ブルネイ朝
ボルネオ島北部に現存する港市国家。イスラム教国。
 ブルネイ朝

インドネシアの大国ブルネイに直接宣戦布告しようとしたが、ティムールがスンナ派信仰の擁護者として戦争に介入する可能性があったため、代わりにブルネイと同盟を結んでいる非イスラム国のルウに宣戦布告した。
信仰の擁護者
一定の金を消費することで国家は信仰の擁護者を宣言することができる。
信仰の擁護者は同じ宗教の国が攻撃された時に介入できるほか、様々なボーナスを得る。
騎士団5万がブルネイ軍1万1千を奇襲する。不意をつかれたブルネイ軍は全滅した。
1688年(戦争2年目)
わずか3ヶ月の攻防戦でブルネイの首都が陥落する。
騎士団2万5千とルウ軍7千が決戦。抵抗らしい抵抗もできずルウ軍は全滅。
騎士団5万とブルネイ軍2万5千が決戦。騎士団の完全勝利に終わる。
1689年(戦争3年目)
騎士団の圧勝で戦争終結。騎士団はルウを併合。ブルネイは領土の半分を割譲した。
異教徒に鉄槌をくだし、ボルネオ島完全征服への第一歩を記した。デウス・ウルト!

1689年の東南アジア

日本沈没

1693年 騎士団が日本に宣戦布告。
攻撃側:聖ヨハネ騎士団とその植民地
防御側:日本
コロンブスが夢見た黄金の国ジパングの征服を目指す。
このとき日本は明(中国)に中国地方を征服され、外交的に孤立していた。
1694年(戦争2年目)
4ヶ月の攻防戦ののち、日本の首都・京都が陥落。
<紀伊半島沖海戦>

日本艦隊が単独行動中の騎士団艦隊を奇襲する。
 
騎士団の主力艦隊が到着する直前、日本艦隊は撤退した。

1695年(戦争3年目)
騎士団の大勝利で戦争終結。日本は京都を含む領土の半分を割譲した。
サムライには一度も遭遇せず、抵抗らしい抵抗を受けないまま勝ってしまった。
西日本に進出すると明(中国)が包囲網を作りそうなので、東日本に進出しよう。
包囲網
短期間に侵略的拡大を続けると、周囲の国が包囲網を作り一斉に攻めてくる可能性がある。

1695年の日本周辺

東日本で大名・伊達の独立派4万4千が蜂起する。騎士団により即座に鎮圧される。
その後も日本各地の大名が次々と反乱を起こす。その数は12回に及んだ。
1697年 明(中国)が日本の残存勢力に朝貢国となることを要求して宣戦布告。
朝貢国
東アジア特有の外交関係。朝貢国は宗主国に貢ぎ物を送る代わりに他国から守ってもらう。
通常の属国とは異なり、朝貢国は独自の外交をおこなうことができる。
DLC「Mandate of Heaven」が必要。
このとき明(中国)はオスマンに敗れて弱体化したロシアすらも朝貢国として従えていた。
このまま中国の影響力が増大すれば、日本列島を完全に征服するのが難しくなってしまう。
翌年、戦争終結。日本は明(中国)の朝貢国になった。
1698年 騎士団がアイヌに宣戦布告。

アイヌ
北海道・樺太・千島列島・カムチャツカ半島南部に居住していた民族。
物々交換による交易を行う狩猟採集民族で、オホーツク海地域に経済圏を有した。
 アイヌ

今のうちに北海道を統一しておかなければ他国に奪われてしまう!
翌年、戦争終結。騎士団がアイヌを併合する。
<1699年の列強>

1位 オスマン
2位 明(中国)
3位 聖ヨハネ騎士団
4位 フランス
5位 ティムール
6位 イギリス
7位 ボヘミア
8位 スウェーデン

東日本を征服したことにより、フランス、イギリスを抜いて世界第3位の座を獲得!
騎士団は世界中に植民地を有する「太陽の沈まぬ国」となった。
1702年 朝鮮が弱体化の著しい日本に宣戦布告。
2年後、戦争終結。日本は朝鮮に九州を割譲。九州の大名・大友が日本から独立した。
袋叩き状態の日本。今度は朝鮮に九州を奪われた。再び統一を回復する日は来るのか?

1704年の日本周辺

次回予告

神の名のもとにアジアの異教徒を征服していく聖ヨハネ騎士団。着実に国力を増やした騎士団は、ついにヨーロッパの大国を相手に戦いを挑む。その成否やいかに?