ロードス島年代記 第4章 デウス・ウルト

1621年の南アメリカ
聖ヨハネ騎士団でプレイした結果を年代記風にまとめた長編リプレイです。
EU4をご存知の方を想定して、なるべく脚色せずにプレイの過程がわかるように書いています。
ロードス島年代記 第1章 シージ
ロードス島年代記 第2章 エクソダス
ロードス島年代記 第3章 エル・ドラード
ロードス島年代記 第4章 デウス・ウルト
ロードス島年代記 第5章 インペリアリズム
ロードス島年代記 第6章 クルセード
これまでのあらすじ
伝説の黄金郷を征服し、聖ヨハネ騎士団はついに列強の座を手に入れた。ポルトガルは去り、残る同盟国はフランスのみである。一方、周辺諸国と次々戦争を繰り広げるオスマンは、とうとう聖地エルサレムをその支配下に置いた。
キングダム・オブ・ヘブン
防御側:ジェノヴァ、ナポリ、他
2年後、戦争終結。騎士団はジェノヴァを併合し、その同盟国だったナポリを属国にした。
小国となったナポリはとうの昔にマルタ島を失っていたが、マルタ島はいつか取り返す!
1636年の西地中海
列強としての地位を確固たるものにするため、積極的に異教徒の征服を進める。
当面の征服対象は他のヨーロッパ勢力が進出していない東南アジア。
隙があればヨーロッパの大国からも領土を奪い取る。目標は世界一。
防御側:マジャパヒト、マラッカ
マジャパヒト王国
ジャワ島中東部を中心に栄えたヒンドゥー教王国。
マジャパヒト王国
マラッカ王国
マレー半島南岸の港市国家。香料交易の中継港として栄えた。イスラム教国。
マラッカ王国
地の利は敵にあるが、技術力では騎士団の方がまさっている。
デウス・ウルト
十字軍の鬨(とき)の声。ラテン語で「神がそれを望まれる」の意味。
デウス・ウルト
6ヶ月にわたる攻防戦の末、マジャパヒトの首都が陥落する。
騎士団艦隊とマジャパヒト艦隊が交戦。
騎士団艦隊の圧勝。以後、数度の海戦をへてマジャパヒト艦隊は全滅する。
敵軍はこちらを誘い込むように、どんどんジャングルの奥地へと後退していく・・・
転戦で消耗した騎士団2万とマジャパヒト軍1万5千の最終決戦。騎士団の完勝に終わる。
マジャパヒトが全面降伏して戦争が終結する。
1643年のインドネシア
1位 オスマン
2位 明(中国)
3位 フランス
4位 ティムール
5位 イギリス
6位 聖ヨハネ騎士団
7位 ロシア
8位 ボヘミア
罪深い歴史のその果てに、揺るぎないひとつの島を与えておいてください。
マルタの鷹
今回の戦争ではフランスに占領地を譲渡して好感度を得たが、どこで活用したものか。
国家間の貸し借りを表現するルール。
好感度を消費することで他国を自国の戦争に協力させることができる。
DLC「The Cossacks」が必要。
1647年の南アメリカ
先の消耗戦で人的資源が底をついているため、傭兵を雇って鎮圧に急行させる。
正規軍より雇用と補充に金がかかるが、国家の人的資源(予備兵力)を消費しない兵士。
交易と海賊の二本柱に支えられた財政は豊かで、傭兵を維持するのに十分な収入があった。
防御側:アラゴン、トスカーナ、他
トスカーナ大公国
北イタリアに存在したフィレンツェ共和国の後継国家。
トスカーナ大公国
チムー征服で得たフランスの好感度を利用し、属国ナポリの旧首都奪還を開戦事由とした。
1655年の西地中海
騎士団艦隊とアラゴン艦隊が交戦。序盤の戦況は互角。
アラゴン艦隊の増援が到着し、完全に不利になる。
騎士団艦隊の大敗北。以後、西地中海の制海権はアラゴン連合軍に握られる。
騎士団艦隊は致命的な損害を受け、再建には多くの金と時間が必要になる。
ナポリの旧首都への途上、ジェノヴァでフランス軍2万9千とアラゴン軍3万6千が決戦。
フランス軍の優勢だったが、トスカーナ軍2万が合流して逆転。フランス軍は敗走する。
敗走するフランス軍の退路を確保するため騎士団が盾になる。
アヴィニョンで騎士団4万9千とアラゴン軍3万1千が決戦。騎士団が勝利を収める。
ここはさっさとアラゴンとの戦争を終わらせよう。
しかし、マルタ島は血であがなう価値のある歴史的な騎士団の根拠地!
スコットランドは完全にブリテン島(イギリス本島)から追い出された。
1662年の西地中海
狼の死刑宣告
あらかじめ設定された条件を満たした国家は黄金時代に入ることができる。
黄金時代は50年続き、その間は国全体に大きなボーナスが与えられる。
DLC「Mandate of Heaven」が必要。
マジャパヒトの領土は残りわずか。次の征服戦争で滅亡させられる。
1662年のインドネシア
せっかくの黄金時代だが、警告が有効な20年間はむやみに戦争しないようにしよう。
オーストリアはフランス、オスマン双方と敵対しているが、騎士団にとっては敵か味方か?
1674年の東地中海
防御側:ルウ、ブルネイ
ブルネイ朝
ボルネオ島北部に現存する港市国家。イスラム教国。
ブルネイ朝
一定の金を消費することで国家は信仰の擁護者を宣言することができる。
信仰の擁護者は同じ宗教の国が攻撃された時に介入できるほか、様々なボーナスを得る。
わずか3ヶ月の攻防戦でブルネイの首都が陥落する。
騎士団2万5千とルウ軍7千が決戦。抵抗らしい抵抗もできずルウ軍は全滅。
騎士団5万とブルネイ軍2万5千が決戦。騎士団の完全勝利に終わる。
騎士団の圧勝で戦争終結。騎士団はルウを併合。ブルネイは領土の半分を割譲した。
1689年の東南アジア
日本沈没
防御側:日本
このとき日本は明(中国)に中国地方を征服され、外交的に孤立していた。
4ヶ月の攻防戦ののち、日本の首都・京都が陥落。
日本艦隊が単独行動中の騎士団艦隊を奇襲する。
騎士団の主力艦隊が到着する直前、日本艦隊は撤退した。
騎士団の大勝利で戦争終結。日本は京都を含む領土の半分を割譲した。
西日本に進出すると明(中国)が包囲網を作りそうなので、東日本に進出しよう。
短期間に侵略的拡大を続けると、周囲の国が包囲網を作り一斉に攻めてくる可能性がある。
1695年の日本周辺
東アジア特有の外交関係。朝貢国は宗主国に貢ぎ物を送る代わりに他国から守ってもらう。
通常の属国とは異なり、朝貢国は独自の外交をおこなうことができる。
DLC「Mandate of Heaven」が必要。
このまま中国の影響力が増大すれば、日本列島を完全に征服するのが難しくなってしまう。
アイヌ
北海道・樺太・千島列島・カムチャツカ半島南部に居住していた民族。
物々交換による交易を行う狩猟採集民族で、オホーツク海地域に経済圏を有した。
アイヌ
1位 オスマン
2位 明(中国)
3位 聖ヨハネ騎士団
4位 フランス
5位 ティムール
6位 イギリス
7位 ボヘミア
8位 スウェーデン
騎士団は世界中に植民地を有する「太陽の沈まぬ国」となった。
1704年の日本周辺
次回予告
神の名のもとにアジアの異教徒を征服していく聖ヨハネ騎士団。着実に国力を増やした騎士団は、ついにヨーロッパの大国を相手に戦いを挑む。その成否やいかに?
- 前の記事
ロードス島年代記 第3章 エル・ドラード 2018.07.06
- 次の記事
ロードス島年代記 第5章 インペリアリズム 2018.07.07