初心者のための序盤の進め方 〜 戦争の準備

EU4の初心者の方に向けたゲーム序盤のアドバイスをご紹介します。
連載全4回の第4回となる今回のテーマは「戦争の準備」です。
今回の連載では戦争の戦い方そのものについては触れません。
その代わり戦争をはじめる前に知っておくべきことについて解説します。
戦争の基本ルール
このゲームにおける戦争は、宣戦布告によってはじまり、和平条約の締結によって終わります。
戦争中にどれだけ敵の領土を占領しても、和平条約で相手国に割譲させなければ自国の領土にすることはできません。
戦争中は戦争目標の達成や領土の占領などによって「戦勝点」が加算されていきます。和平条約で要求できる内容は戦勝点の大きさによって決まります。
戦勝点は自国側が優勢ならばプラス、劣勢ならばマイナスで、最大が100、最低が-100です。
開戦事由
他国に宣戦布告するためには、原則としてその国に対する「開戦事由」が必要になります。
開戦事由は一種の大義名分のようなもので、これがない状態で宣戦布告した場合は、非常に大きなペナルティを受けることになります。
国によっては最初から特定の国に対する開戦事由を持っていますが、序盤で任意の国に対して開戦事由を得るための方法は「請求権の捏造(ねつぞう)」です。
諜報網の構築
請求権を捏造する(=ある州が自国の正当な領土だと主張する)ためには、まず相手国に諜報網を構築する必要があります。
諜報網を構築するには、外交ビューの「秘密行動」から「諜報網を構築」を選びます。
諜報網は時間の経過とともに拡大します。現在の状態は画面右上の「概要」に表示されています。諜報網を拡大している間は外交官1人を専従させる必要があります。
ある程度大きくなった諜報網は敵国に発見される可能性があります。敵国に発見されると一時的に諜報網が縮小します。
請求権の捏造
諜報網が20以上の大きさになったら、請求権を捏造することができます。
請求権を捏造するには、外交ビューの「秘密行動」から「請求権の捏造」を選びます。
序盤で請求権を捏造できるのは自国の領土に隣接する州のみです。海をひとつだけ挟んでいる州は隣接扱いになります。
請求権を捏造すると諜報網の大きさが縮小します。2つ目以降は必要な諜報網の大きさが25、30、35と増えていきます。
宣戦布告と和平条約
宣戦布告するには相手国の外交ビューから「宣戦布告」を選択し、適切な開戦事由を選びます。
開戦事由によって戦争目標が変わりますので慎重に選んでください。
戦争がはじまると画面の右下に敵のリーダーの旗が表示され、その下に戦勝点、右下に小さな犬のアイコンが表示されます。
犬のアイコンは敵国の戦争への熱意をあらわします。やる気満々の時は緑色、疲れてきたら黄色、戦争をやめたいと思っている時は赤色になります。
どの状態の時に講和するかによって、同じ戦勝点でも要求できる内容が変わります。また、緑色の時は簡単には和平交渉に応じません。
この旗を左クリックすると戦況が表示され、右クリックすると和平条約の締結画面に移行します。
以上で序盤のアドバイスを終わります。
初心者に向けた一言アドバイス(Paradox社の公式ツイッターより)
- 前の記事
初心者に向けた序盤のヒント 〜 反乱の制御 2018.07.08
- 次の記事
記事がありません