おすすめDLC紹介 〜 Art of War

おすすめDLC紹介 〜 Art of War

海外の歴史ゲーム「Europa Universalis IV」(EU4)のおすすめDLCをご紹介します。
連載全4回の第4回となる今回のテーマは「Art of War」(アート・オブ・ウォー)です。

概要

<名前の由来>

ニッコロ・マキャヴェッリによる軍事学の著作「戦術論」の英語タイトル。
古代ローマの軍事制度・戦闘教義を参考にした軍事学の研究であり、1519年から1520年に全7巻が執筆された。

なお、古代中国の兵法書「孫子」も英語では「Art of War」と表記される。

DLC「Art of War」を導入すると追加されるルールで初心者に重要なのは次の2つです。

 軍隊の自動作成
 艦船の機能拡張

軍隊の自動作成

軍隊の自動作成は拡張ルールというよりも、便利な追加機能です。

画面左上の国旗の左下にあるボタンを押すと、マップ上で軍隊を作成するためのウインドウが開きます(ここまではDLCがなくても使える機能です)

画面左上にあるボタン

DLC「Art of War」を導入した状態の軍隊作成ウインドウ(1)

DLCを導入すると、ウインドウの一番下に「テンプレートを作成」という項目が増えているので、これを押します(テンプレートとは「ひな形」のことです)

DLC「Art of War」を導入した状態の軍隊作成ウインドウ(2)

するとこのような画面になります。

人的資源・費用・所要時間などに気をつけながら、一度に作成したい軍隊の組み合わせを設定し、一番上の欄に任意の名前をつけて、右下の「セーブ」と書かれたボタンを押します。

DLC「Art of War」を導入した状態の軍隊作成ウインドウ(3)

再び先ほどの画面に戻ります。今度は先ほど作成した「テンプレート」が増えています。
ここでは「サンプルテンプレート」という名前をつけました。

これを選択し、続いてマップ上で軍隊の集結地点を指定します。
ここではロンドンを指定しました。

DLC「Art of War」を導入した状態のマップ(1)

すると、あら不思議。
ロンドンを指定しただけで、周囲の州に自動的に軍隊作成命令を出してくれました。

DLC「Art of War」を導入した状態のマップ(2)

緑だったマップが赤くなっているのは、一度の命令で資金を使い果たしたためです。

あとは時間を進めるだけで勝手に軍隊が作成され、指定した地点に集結して、ひとつの部隊として結合してくれます。恐ろしく便利な機能です。

DLC「Art of War」を導入した状態で勝手に集結する軍隊

今回の例は陸軍の場合でしたが、海軍でも同じことができます。

艦船の拡張機能

艦船に関してもいくつか便利な拡張機能が追加されます。

まずは、艦船による陸軍の自動輸送です。

陸軍と海軍の部隊が存在する状態で陸軍部隊を選択し、移動先として歩いて行けない海の向こうの土地を指定します(右クリックします)

すると次のような確認ウインドウが出るので、OKを押せば勝手に自動輸送が始まります。

DLC「Art of War」を導入した状態の自動輸送確認ダイアログ

どのくらい自動かと言うと、移動経路を勝手に設定してくれる上に、一度に輸送するには輸送船の数が足りない場合は、勝手に複数回に分けて輸送してくれます。

あくまで手間を省くための「おまかせ輸送」なので、戦争中は手動で輸送を管理することをお勧めします。

次に、艦船のアップグレードと使用停止についてご説明します。

DLC「Art of War」を導入した状態の艦隊ウインドウ

艦隊を選択した時に表示されるウインドウの右側に、1「アップグレード」と、2「使用停止」のボタンが増えています。

アップグレードは技術の進歩で古くなった艦船を最新のものに置き換える機能です。必要に応じた費用がかかります。

使用停止は要塞の無効化と同じで、必要のない船の維持費を一時的に安くする機能です。使用停止している艦船は耐久度が一定値まで低下します。

両方とも艦隊が港にいる時にしか使うことができません。

最後は艦船の売却です。
これは外交の選択肢のひとつで、経済行動の中の「艦船の売却」を選ぶことで実行できます。

DLC「Art of War」を導入した状態の外交ウインドウ

その他の追加要素

DLC「Art of War」で追加されるルールは他に次のようなものがあります。

 宗教連盟戦争(三十年戦争)
 戦争の同盟国に占領地を譲渡
 戦争の同盟国に戦争目標を指示
 和平条件の拡張
 宣戦布告の拡張
 辺境伯・衛星国の作成
 中核州の放棄
 アイデアグループの放棄
 包囲された要塞からの突撃